教会員や身内の葬儀が2017年の1月に続きました。一つはキリスト教式、一つは仏式での葬儀となりました。キリスト教での葬儀では、個人の信仰が分かち合われ、故人や家族の写真が多く準備され、家族の個人への愛情があふれるものとなりました。他方仏式での葬儀では、復活の希望などのメッセージはありませんでしたが、家族中心の葬儀で、家族の故人への愛情や感謝があふれるものとなりました。宗教はどうであれ、私たち自ら、日ごろから愛情深い歩みをすることの大切さを覚えます。

「人は、生きてきたように、死んでいく。」これはある精神科のクリスチャンドクターの言葉ですが、傾聴に値する言葉であると思います。マタイの福音書22:39「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」とあるように家族を友人をまた隣人を愛する生き方を目指して行きましょう。宗教を超えた歩みを求められる時代がきたと思っています。

人は生きてきたように死んでいく