2019年3月、思いがけずに韓国のテジョンにあるサンソン教会を訪問するように導かれた。この企画を計画してくださった、湘南コミュニティチャーチのバン先生に心から感謝する。バン先生がどのようにこのサンソン教会に導かれ、この教会から日本に宣教師として送りだされたかを個人的に聞けたことも、神様の大きなご計画に気づかされ、神様の大きな導きに驚かされた。
サンソン教会は、3000人以上の方々が集うメソジスト教団の教会である。私なりに教えられたことをまとめてみた。
1) 牧師を中心に14名もの副牧師やスタッフがチームを組み、2つのキャンパスを有する教会に成長している。プログラム中心ではなく、人づくりに焦点をあてている。人づくりの目的は信仰者の群れを生みだすことのできる信仰者を生み出すことである。
2) セルに53%の方々が参加し、説教の内容がわかちあわれ、みことばを信頼し、みことばに基づいて歩むことのできる信仰者の群れを生みだしている。
3) ユースや子供の育成に力を入れている。日曜礼拝は6:30、8:00、10:00、12:00、14:00に開催し、10時と12時の礼拝では、2つのキャンパスで幼児から高校生までのユースのプログラムを用意している。
4) 祈りを大切にし、聖霊の導きを求めて歩む姿勢を確立している。
以上が私のこころに強く残った内容である。
神様の祝福をいただいて成長している教会が、開拓期の教会や人数が少なく苦労している日本の教会などにも伝道チーム(キムチづくり伝道)を送り、広くサポートしていきたいと願っている教会の姿勢に、これからの日本の教会の成長した姿を見させていただいたような思いが与えられ、とても感謝しています。
伊野彰一